new in / christian wijnants 20preSS

朝の空気はしんとして光が澄んで、気持ちよい週末を迎えましたね。

インスタグラムにデリバリー情報をアップしてから数多くお問い合わせいただいておりました、chrisntian wijnants　20preSSコレクションをご紹介いたします。

まずはchristian wijnantsのブランドのおさらいです。

– brand info –
クリスチャンワイナンツはブリュッセル生まれ。
アントワープ王立芸術大学院でファッションデザインを学ぶ。
2000年、卒業作品が「ドリスヴァンノッテンアワード」に選ばれ、卒業後はイエール国際モードフェスティバルでグランプリを受賞。
その後、ドリスヴァンノッテンなどで働いた後、03年に自身のブランドを始動。

デザインはシュールレアリズム、ダダイズム。またはアフリカ民族美術からインスピレーションを受けている。高級感がありグラフィカル、新鮮な色使いであるニットは特に人気があり、表現力の高さが伺える。ニットはカラーバリエーションのみならず質感のバリエーションも豊富で、様々なカラーと質感で重ね着を楽しむことができる。ニット以外のアイテムも個性を放ち、構築的で哲学的なChristian Wijnants(クリスチャンワイナンツ)のコレクションは、緻密で計算されたコーディネートの上で成り立っており、コレクションでは高い評価を得ている。2013年にインターナショナル・ウールマーク・プライズを獲得し、2015年には春夏、秋冬2シーズンに渡りスワロフスキー・コレクティブに選出された。

こんなに輝かしい経歴を持ちながらも毎シーズンぶれることなく、クリスチャンワイナンツらしい、毎回惹きつけられるプリントや色鮮やかなテキスタイル、フォルム。何年たっても古くならない、my vintageのように味わいながらクローゼットに増やしていけるアイテムが多いのも、魅力です。

villarougeではお取り扱い7年めのブランドになります。

初めてパリのshowroomを訪れた時、素材やスタイリングの構成の立て方やディテールなど、デザイナークリスチャン自ら、私にプレゼンテーションしてくれた時の感動は忘れません。

本や映画、アートや建築などからイメージを膨らませて服で表現をしていると話していたクリスチャン。

毎シーズン、インスピレーションを受けたアートのテーマを掲げ、

デザインに落とし込んでいる、それがどんなデザインに表現されているのかも楽しみなクリスチャンワイナンツ。

大胆なデザインも、着心地が良すぎて、デイリーに使えるのも魅力です。

ワイナンツのシルクのシリーズも、ニットも私はクリーニングに出さず家でお手入れしています。

その過程さえも楽しく、そしてデリケートではない素材選びも魅力かと思っています。

そんなchristian wijnantsですが、2020S/Sはどんな旅に出たのでしょうか？

ぜひご一読下さいませ。

– christian wijnants 2020 s/s –

2020S/Sテーマは国境を超えた壮大な旅行と、そこで起きる素晴らしい出会いによって構成された。大きくうねりを持ったシェイプ、大胆なグラフィック、そして豊かな情熱という、ブランドが備える哲学が詰め込まれました。
明るいカラーパレットは、アフリカ系アメリカ人画家のヘンリー・テイラーの作風からインスピレーションを得ました。テイラーが作品を通して世界と対話するように、ワイナンツはエメラルド、ピスタチオ、タンジェリン、コーラルカラーのコントラストを描きます。エレクトリックで淡いブルーとクリーミーで質感のあるホワイトが、夏の明るい風景に柔らかさを与えます。